不動産担保融資のメリットとデメリット

土地という不動産の上に、建物というもうひとつの不動産が設けられることになる場合には、そこに二重の権利関係が発生することになります。
こうした場合であっても、もし、その土地とその上に建つ建物の所有権者が同一であれば、その権利関係も単純なものです。

ところが、その土地の所有権者とその上に建つ建物の主有権者とが別々である場合には、その権利関係はかなり複雑なものとなります。
これが、その地主と家主とが別々であるという場合で、家主はその上に建つ建物の主有権者ではあっても、その地主に対しては賃借人であると同時に、地上権者でもあるという関係になるからです。

これに対して、家主に対して賃貸人である地主は、その土地は自分の所有物ではあっても、そこに地上権というものが設定されているために、その地所を売却したくなっても、家主からその地上権を譲渡してもらわなければ(買取らなければ)、自分の地所ではあってもそれを売却することはできない、ということになるのです。

借り入れをするとき、金額や期間、金利などの条件は借り手の信用力と、その対極に位置する貸し手のリスクで決まります。

 借り手の収入が多かったり、不動産などの物的担保があれば、大きな金額を長期間、低利で借りることが可能です。

 一方で、不動産を担保にするためには抵当権の設定登記が必要です。
抵当権の設定登記には、借入れの金額によって登録免許税という費用が掛かり、登記自体を司法書士など他人に依頼する場合はその報酬も必要です。

 抵当権がついていても住み続けたり、そこで事業をするなど、利用することは可能ですが、返済を終えて抵当権を抹消するまで、売却することはできません。

 返済が終わって抵当権の抹消をする際にも登記費用が必要です。

 不動産を担保にすることで節約できる金利の金額と、抵当権の設定と将来抹消するときに必要な諸費用、どちらが有利かを比較して検討しましょう。

 なお担保には優先順位があり、第一順位の担保がついていても、不動産の価値に余裕があれば第二順位第三順位と設定することが可能です。

不動産選びは決断力が大事

普通の人が一生の内でする大きな買い物といえば、自動車と不動産ではないでしょうか。

それだけにこれらの買物をする時には、大きな決断力が必要とされます。

そこで、重要なのが決断力が必要ですが慌てて、結論を出してはいけないということなのです。

不動産は一生の中でも特に大きな買い物だけに、失敗して後悔するようなことにはなりたくないものです。

そのため、慌てて結論を出してしまっては失敗をしてしまう、可能性が高くなってしまうだけに注意が必要なのです。

しかし、その一方であまり悩みすぎていても何時までたっても、決断を下すことができずに時間だけがただ過ぎ去ってしまいます。

不動産を選ぶ時というのはこのように決断をすることが非常に難しいものですが、慌てて結論を出すことも何時までたっても決めかねているのもどちらも良いことではありません。

考えに考えて決断を下す時にはさっと下すのも、不動産選びをする際にとても重要なことなのです。